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7/18予定、Zcashのハードフォークで新通貨Ycashをタダで貰う

Ycashの配布

2019年6月25日

ZEC



目 次
1.ZECとは
2.ハードフォーク
3.いつ実施されるのか?
4.ZCHAIN
5.YCASHの配布について
6.未成熟市場だからこそのメリット
7.注意しなければいけない事

こんにちは。 近々、Zcash(ジーキャッシュ)ハードフォークが実施されますので ハードフォークって何?という方に簡単に説明したいと思います。知っていれば得するかもしれない情報なので ぜひ参考にして頂ければと思います。

ZEC
※参照




■ 1.ZECとは

創業者はコンピュータセキュリティの専門家 「Zooko Wilcox(ズーコ・ウィルコックス氏)」です。 発行枚数は2,100万枚でBTCと同じ発行枚数であり、「ゼロ知識証明」や「シールドトランザクション」 などの機能を有する匿名系の通貨になります。


■ 2.ハードフォーク

ハードフォーク

ざっくりシステムの大幅アップデートです。

これにより1本のブロックチェーンが仕様変更によって途中から今までのチェーンと新しく分岐させたチェーンとに分かれます。

例えば、BCH(ビットコインキャッシュ)はBTC(ビットコイン)から ハードフォークによって誕生した通貨で当時BTCホルダーに対して1:1で配布されています。 ETH(イーサリアム)とETC(イーサリアムクラシック)も同様です。

今回のハードフォークによってZcashYCASHにチェーンが分岐するので ZcashホルダーにはYCASHが配布されるという事になります。


■ 3.いつ実施されるのか?

日時:2019年7月18日頃

ブロック数:570,000

ブロックの生成時間や予期せぬ事態に前後する事もありますが、 ほぼこの日時で実施されます。


■ 4.ZCHAIN

現在のブロック生成数を閲覧できるエクスプローラーです。 こちらの赤枠で囲ってある部分が570,000に達した時点でハードフォークが実施されますので 参考にして下さい。

ZCHAIN
※ZCHAIN


■ 5.YCASHの配布について

保管している場所によっては配布されない可能性があります。 ハードフォークの前後は混乱をさけるために該当通貨の取引が中止され、 正常に通貨の送受信ができるのかなどのチェックを各取引所で行います。 送受信が正常にできない理由で配布されなかったり、 ハードフォークするとそれぞれの通貨のアドレスが変わるため別々の管理をしなければならりません。 従って管理体制の理由で配布されない事もあります。

取引所で言えば海外の Binance(バイナンス) なんかではハードフォークした全ての通貨をサポートするため送受信に問題がなければほぼ配布されるでしょう。 あとはZECウォレットでも配布されます。

このように保管場所により違ってくるので既に持っている方は、 自分の保管している取引所やウォレットでも受け取れるのかの確認ぐらいはしておいた方が いいかもしれません。



■ 6.未成熟市場だからこそのメリット

ハードフォークによって誕生した通貨はなるべく受け取りましょう。

BTCからハードフォークしたBCHは最高値40万円以上を記録していますし、 上位通貨のハードフォークにより生まれた通貨は1枚当たり数千円~数万円をつける 事も可能性として十分ありえますからね。

未完成の通貨が多い仮想通貨市場では大幅なアップデートが行われます。 ETH(イーサリアム)やXEM(ネム)も未完成なのはご存知でしょうか?

タダで貰えるという事が未成熟市場に投資する メリット一つと言ってもいいのではないでしょうか。


■ 7.注意しなければいけない事

・ハードフォーク前後は価格が荒れやすい

大型アップデートなので、その仕様をめぐった対立が起きる可能性があります。

最近ではBCHの仕様をめぐった争いが勃発し 仮想通貨市場が大暴落を引き起こした経緯もあったり、過去のETHでもひと悶着起きています。

今回のZECではこういう事はなさそうですが、 こういう自体も起こりえる事も認識していなければなりません。


参考記事
bsv

眠れる獅子BSV(ビットコインSV)高騰

BCHとBSVとの間で引き起こした「ハッシュ戦争」によって仮想通貨市場は大暴落しました。

もっと読む

・ハードフォーク後は価格が落ちやすい

分岐ポイントに近づくにつれ新通貨目当てのユーザー達によって買いが強くなる傾向にあります。 だいたい1~2ヶ月ぐらい前から買われるのですが、ハードフォーク終了後は大抵売られちゃいますよね。 なので、直近で買っても売り抜けに失敗するとと新通貨を貰っても損失になる可能性もあります。

新通貨目当てでなくても価格の上昇だけを見込んだユーザーもいるので、ハードフォーク前に大きく下落 する事もあります。新通貨を貰った後で売ろうと思っていても貰った頃には落ちまくっているパターンです。

それでは下にBTC建ての3つの主要匿名通貨のチャートを並べているので現状どのような値動きになっているのか 比較してみましょう。

・ZEC/BTC

ZEC

・XMR(モネロ)/BTC

XMR

・DASH(ダッシュ)/BTC

DASH

ZECだけがBTC建てで安値を切り上げて高値も切り上げていますよね。 既に反応している感が出ています。 これは、価格の高騰と新通貨配布を見込んだユーザーに買われている可能性が高いと考えられます。

このように早めに仕込まれるので、あまり興味がない場合出遅れたらもう手を出さないという選択肢も 有りでだと思います。 ハードフォークは他の通貨でもたまにあるので、 興味がある方はぜひ他の通貨情報も調べてみてはいかがでしょうか。

ご閲覧ありがとうございました。