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リスクやリップルの価格が上がりにくい理由

Lisk/Ripple

2019年7月22日

アルトコイン



目 次
1.主要通貨の上昇率
2.リスクの上昇率が低い理由
3.リップルの上昇率が低い理由

こんにちは。 現在、BTC(ビットコイン)の価格は停滞気味なので、 今回はBTC以外の主要アルトコインに注目してみます。

アルトコインの中でも価格が上がりやすい通過と上がりにくい通貨があるのはご存知ですか? 特に国内上場通貨の中でもリスク(LSK)リップル(XRP)はなかなか上がりにくい傾向にあるのですが、 なぜ上がりにくいのかを考えてみたいと思います。

※BTCの大底が2018年の12月につけた約35万円だと仮定した上で主要アルトコインの 価格上昇率を比べてみます。まさか35万割りにこないよな・・・

2018年12月以降の安値と高値から上昇率をみると次のようになります。


■ 1.主要通貨の上昇率


(BTC)

ビットコインのチャート

安値:約35万円

高値:約150万円

上昇率:約430%


(ETH)

イーサリアムのチャート

安値:約9000円

高値:約39000円

上昇率:約430%


(BCH)

ビットコインキャッシュのチャート

安値:約8200円

高値:約556000円

上昇率:約680%


(ADA)

エイダコインのチャート

安値:約3円

高値:約11円

上昇率:約370%


(LSK)

リスクのチャート

安値:約110円

高値:約290円

上昇率:約260%


(XRP)

リップルのチャート

安値:約30円

高値:約55円

上昇率:約180%

こうみると確かにリップルリスクの上昇率が低いのがわかります。 現在、資金はビットコインに流れている傾向がありますがそれは全ての通貨に共通している事なので 資金云々はあまり気にしなくてもいいでしょう。



■ 2.リスクの上昇率が低い理由

それは、レバレッジをかけられない事が主な理由だと考えられます。 レバレッジとは、 手持ちが小額でもそれを証拠金として手持ち額の数十倍の金額で取引する方法の事を言います。

まずは、国内上場通貨のレバレッジの有無を見てみましょう。


(BTC)

国内のbitFlyerや海外のBitMexなど世界中どこでもレバレッジをかける 事が可能です。BitMexでは最大100倍までかけられます。


(BCH/LTC/ETH/XRP)

BTCほどどこでもかけられるわけではありませんが、国内のDMMBitcoinや海外取引所のBitMexなど世界中の取引所で レバレッジをかけた取引が可能です。


(ETC/XEM)

DMMBitcoinなどでレバレッジをかける事が可能です。


(LSK)

調べた限り国内・海外ともにレバレッジが利用できる 取引所はありませんでした。


なぜレバレッジが関係しているのか?

これは価格が上下する仕組みに関係していて、 例えば現物もそうですがレバレッジの場合ロスカットの設定は必須です。 ロスカットとは自分がエントリーした方向と逆にチャートが動いた場合、 損失を最小限に留めるために強制的に決済する方法です。

例えばロング(買い)していた場合、 価格が下がりだすと含み損を抱える事になるため 含み損が大きくなる前にロングを決済しなければなりません。 ロングの決済は売るという事になるので、 決済する人が多ければ多いほど大きな売り圧力になって 価格を大きく下落させる要因になります。

ビットコインのチャート

このチャートで言えば、赤丸で囲っている付近で買っている人たちは、 トレンドラインの下にロスカットを置いています。 長い期間このトレンドラインの下には大量のロスカットが置かれ続けた事もあって トレンドラインを割った瞬間に大量の売り圧力へかわってしまい 大暴落を引き起こしました。

上がると思っている人が多いほど価格は大きく下がりやすく、 下がると思っている人が多いほど価格は大きく上がりやすくなります。

多くの人が考える思考と価格は逆に動くと言われるのはこんな仕組みが理由なのですが、 かならず逆にいくわけではない事も頭に入れておく必要があります。

それはなぜか?

当然ですが、タイミングが合わないと強制的に決済させる事ができないからです。 例えば価格が急騰している場面で、暴落させようとしても無理ですよね? いくら大量の資金で落としてもすぐに買われてしまい 押し返されてしまいます。大口投資家達にも資金の上限があるので このような無駄な事はしません。

簡単にタイミングとは、トレンドラインを割りそうな時や テクニカル指標で言えばゴールデンクロスやデッドクロスしそうなタイミングです。 過熱感が無くなってきて逆にもっていけそうなタイミングを狙ってくるのです。

一番簡単なのは三角持合いの先端です。

ロングとショートが拮抗している状態でお互いに三角持合いの外に ロスカットが置いているためどちらかブレイクした方に価格が大きく動く傾向があります。 三角持合いの期間が長ければ長いほどロスカットが大量に溜まります。 先端に近づけば近づくほどロスカットまでの値幅が小さくなるので 外にはじきやすくなります。

なので、素直にトレンドに沿って順張りする時と逆張りする時は 状況によって判断しなければなりません。


参考記事
テクニカル

テクニカル指標の使い方

過去の値動きや統計学を用いて価格の過熱感や転換点を探ります。

もっと読む

少し話がそれてしまいましたが、 レバレッジがなぜ関係しているのかですよね。

それは、現物価格はレバレッジをかけたFX価格を追随する性質があるからです。 FXはロスカットによって機械的に一瞬で大きく動くため、 現物価格よりも反応が早くなります。 それをみた現物市場の価格も追随するように大きく動くという事になるのです。

このような理由により、レバレッジの有無は価格の変動には 非常に重要な要素なのです。

ここで、価格が上昇しない仕組みとは少し違いますが、 先ほどのリスクのチャートをちょっとご覧下さい。

リスクのチャート

「全戻し」の部分ですが、 全戻しするまでしばらくダラダラと価格が下がっていたのに全戻しするかどうかのポイントで反応してますよね。 これはなぜだと思いますか?

これは、エリオット波動理論の上昇波動に関係しているのですが、 「約110円」から上昇トレンドに転換していると仮定して、 110円から290円が第1波、290円から全戻し付近が第2波となり、 第2波は110円をブレイクしてはいけないためある程度買われたのだと考えられます。

第3波は「約290円」を超えていくので、上昇トレンドであれが180円以上の値幅が取れ、 仮に買った後に再びUターンして110円をブレイクしてしまった場合でも、 ロスカットをどこに置くかにもよりますが、仮に100円の所にロスカットを置いたとします。

上昇した場合は180円以上の値幅が期待できて、下落した場合でもたった10円損するだけです。 圧倒的に買った方が得ですよね。

このような場面は、そうそうないですが 損小利大が成立する場面なのでこのようなポイントがあればとりあえず買ってみるというのはありだと 思います。

価格が上がりにくいリスクですが、上昇率が小さくても勝率が高い場面では 勝負するというのは別です。 第3波は上昇波動の中で一番長くなりやすいので 反応が確認できてからでも遅くない場面なのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。



■ 3.リップルの上昇率が低い理由

1つ目は異常なほどロングが多いからです。

ロングが多くなると 価格が上がるたびに利確をする人が多くなり上値が重い状態になります。

ロング勢をロスカットさせる事ができれば、 上がって利確する人も減らせるため上値が軽くなり価格が上昇しやすくなるのですが、 価格が安くなるのを待っている人も大勢いるため 下がるたびに買われまくって下に大きく下げる事も難しい状態なのです。

過去3ヶ月のリップルのロングとショートの比率です。

リップルのチャート

93%以上がロングポジションを持っています。

リップルのチャートは下に大きく下げる事が難しいので、 レンジ状態が長く続きます。 時間で調整しているという事になります。

そのため、数ヶ月から年単位でダラダラとレンジが続いた後、 上値が軽くなった所で急騰して、 またダラダラと長いレンジで調整するを繰り返しながら価格を上げてきました。

2つ目はロックアップという仕組みによるものです。

リップル社は市場流通量が増えすぎないように550億XRPをロックアップして 大量の売り浴びせを回避し、価格の大暴落を防ぐようにしています。

しかし、単に550億枚をロックアップしているわけではなく毎月10億XRPがロックアップ解除され 市場に流通させる事ができます。そして、余ったXRPは再度ロックアップされるのですが、 これが価格が上昇しない要因にもなるのです。

リップルは国際送金を目的としているので、通貨の変動幅が大きくなりすぎるのは 誰が考えてもいい事ではありません。暴落を防ぎたいなら高騰も防ごうと考えるのが 自然です。

暴落しないように550億XRPをロックアップし、逆に価格の高騰が起きないように 10億XRPで上から圧力をかけ、変動幅を押さえる仕組みになっています。

以上がリスクとリップルの価格が上がりにくい理由でしたが、 どちらも高性能で将来が期待されている通貨なので長い目で見てあげましょう。 価格は徐々に上がってくると思います。

閲覧ありがとうございました。