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ビットコイン、逆三尊形成

投資をやるなら知っておくべきチャートパターン

2019年12月03日

ビットコイン

目 次
1.直近の値動き
2.逆三尊の狙い方とポジションの持ち方
3.全体の流れを意識する

1.直近の値動き


こんにちは。 今回も前回に引き続きビットコインの値動きと、それに加えて 逆三尊というチャートパターンについてお話しようと思います。

逆三尊は、株や為替など投資をやっていれば誰もが知っているチャートパターンなので、 知らない方はこれを機会にぜひ覚えておきましょう。

ロング(買い)だったりショート(売り)だったりどっちの話をしているのか わからない時があると思いますが、基本的にまだ中期的(数ヶ月単位)には下落トレンド継続中です。 しかし、その下落トレンドの中でも短期間に価格の上下がありますよね。今回はその短期的なお話になります。

ちなみに全体の流れは、

(長期)・・・上昇トレンド中

(中期)・・・下落トレンド中

(短期)・・・上昇トレンド中

といった感じです。

それでは現在の日足チャートから見てみましょう。

ビットコイン

やはりと言うべきか上がってきたところを重要なレジスタンスラインで弾かれる形となりました。 中期的には目安として5600ドル(61万円ぐらい)まで落ちる可能性は頭に入れておく必要がありますが、 直近の値動きにより少し難しい状況になっています。

※これまでの流れは前回記事を参考にしてください。


過去記事
ビットコイン

ビットコイン下落、ショートエントリーのタイミングについて解説

どのタイミングでショートすればいいのか?エントリーと撤退タイミングについて詳しく解説します。

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弾かれた際、市場が明確に下だと判断しているのであればここからストンと落ちやすいのですが、 若干、停滞気味です。 買いと売りが拮抗している感じですかね。

なぜ拮抗しているのか?

それは弾かれる前、小さな反発をした際のチャート形状が大きな理由です。 詳細を見るために日足から1時間足チャートに拡大してみます。

ビットコイン

逆向きの三角形の山が3つ、真ん中が一番大きな山で左右に同じぐらいの小さな山がありますよね。 これは、左ショルダー、ヘッド、右ショルダーで構成される 逆三尊と言われるチャートパターンです。 これは1時間足なので短期的にという条件付きですが、逆三尊出現時は強めの底打ちシグナルとして機能します。 逆三尊入り口から引いた水平ラインをネックラインと言います。

※上昇トレンドの天井シグナルは三尊と言ってこれと真逆の考え方をします。

値動きを見ると、 左ショルダーまで下がった後にネックラインまで上がり、ネックラインからヘッドへ下がるといった 下落トレンドらしい形ですが、 重要なのはそこからです。 ヘッドからV時を描くようにネックラインまでズバババッと価格を上げています。 そして、ダラダラと価格が右ショルダーへ向けて下落します。 ダラダラ下落した理由は、ショート(売り)勢が攻め込もうとしたところゼロ地点まで一気に押し返されて攻め難くなってしまったからです。 ここで、もしかしたら逆三尊形成するのでは?とイメージします。

これがイメージできるのとできないのでは収支に大きく差がつきます。

デイトレなどの短期限定であれば、この場面で反発狙いのロング(買い)エントリーが可能です。

※ネックラインよりさらに上へズバババッと戻した場合も強い反発なので、 次の押し目はロング(買い)です(あくまでも短期トレード)。



2.逆三尊の狙い方とポジションの持ち方

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逆三尊の狙い方は至ってシンプル、ネックラインから右ショルダーへ向けて価格が落ち始めたら、 左ショルダーの頂点を目安にロング(買い)エントリーします。 右ショルダーからググっと上がり始めてからエントリーしてもいいと思います。 この時のロスカットは左ショルダーの下でもヘッドの下でもどちらでも問題ありません。 ショルダーとヘッドまでの値幅が広い場合はショルダーの下など状況によって変えます。

右ショルダーから狙う方法は、少しリスクがありますが大きな値幅を取ることが可能です。 もし低リスクで攻めたいのであれば、ネックラインを明確に上抜けてからロングを入れても問題ありません。 この場合、ネックラインの下にロスカットを置くのがベストです。

次にエントリー後、どうポジションを持つかが気になるところですね。

仮にうまく右ショルダーから上昇開始しても、 ネックラインまで上がりきれずに下落してきたら逆三尊形成失敗の可能性があるので、 微益でもいったんポジション解消して様子見した方が無難です。 失敗したということはそのまま崩れる可能性があるからです。

そして、ネックラインを上抜けて逆三尊形成成功の場合、どこまで引っ張るか?

ビットコイン

逆三尊形成後の期待できる値幅の目安ですが、 「ネックラインからヘッドまでの値幅=ネックラインから上へ上昇する値幅」になります。 ネックラインからエントリーしても大丈夫だという理由はこの値幅の計算が立つからです。 しかし、今回この値幅に到達する前に失速してしまいました。

※あくまで目安なので必ずここまで上昇するわけではありません。 こういう部分は教科書にはほとんど書かれておらず、教科書通りにやっても勝てないというのはこういうところです。 これにどう対処するのかが勝敗を左右することを知っておかなければいけません。 教科書通りにトレードするとまだ上がるだろうとポジションを持ち続けてしまい、 ダラダラと価格が下がって、 利益を得れた場面でもロスカットにかかって終了なんてことも珍しくありません。 エリオット波動理論などでも波動形成失敗パターンがあったりと相場状況によって臨機応変に 対応する必要があります。

失速してもまた上がるかもしれない、どうしようかなと思いますよね?

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逆三尊のヘッドを下方ブレイクしていないのでまだ上昇する可能性はありますが、 今回の場合、短期上昇トレンドラインを下方ブレイクしたら早めに利益確定した方が無難だと言えます。 これまで上下を繰り返しながら上昇してきた規則性が崩れたいうことは、 潮目が変わったと判断できるからです。 もしくはオシレーター系指標(過熱感を分析する指標)でもたしかダイバージェンス発生していたので、それを 理由に撤退しても良いかもしれません。

もしかしたら利益確定後に再び上昇開始するかもしれませんがそれは結果論であり、 たまたまそうなっただけです。上がったらまたその時に考えればいいのです。 運任せでポジションを持つよりも、データを元にトレードする方が 勝率が高くなるというのは言うまでもありません。

そして、今回早めに決済しちゃっても良いというのは他にも理由があります。



3.全体の流れを意識する

仮想通貨というか全てに共通することですが、 大きな流れに沿った価格変動と流れに逆行した価格変動は 同じような動きはしません。

川

イメージとして、川上に向かって泳いでいる時にスッと力を抜くと一気に川下へ向かって流されますよね? トレードでも同じです。中期的に下落している中での短期上昇はいつ下へ戻されるかわからないリスクが常にあるので 怪しいなと思ったら少しでも利益確定しておくことが大事です。

(下落の中の上昇)・・・伸び難い

(下落の中の下落)・・・伸びやすい

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そして、ブレイクした後は前回お話したように戻ったところをショートエントリーするのが有効なのですが、 今回、結構踏みとどまっていますよね? トレンドラインを下抜けた後に戻って反応したところまでは良いのですが、その後なかなか落ちてくれません。

それはなぜか?

これも実は逆三尊が大きく影響しています。

逆三尊のネックラインは強いサポートラインとして機能します。 むしろここまで落ちてきたらそこから大きく上へ踏み上げることさえあるラインなので、 簡単には下抜けないのです。ここをブレイクするのか、またグイっと上へ戻して短期的な上昇を継続するのか 皆わからなくなっているのです。もう迷子です。 なので単純に下落するという考えは危険です。 買いと売りがバチバチ攻防するラインになりやすいということですね。

逆にネックラインでスパンと上へ反応したら迷いは少ないと見ることができるため、ネックラインからロングエントリーしても 悪くないポイントです(もちろんネックラインの下にロスカットを置きます)。

さらに厄介なことにネックラインを明確に下抜けた場合でも逆三尊のヘッドが強いサポートラインになりやすので ここも簡単に下抜けないことが多いので注意が必要です。 ヘッドでサポートされるとダブルボトムを形成する可能性があるので、そうなると 日足でのダブルボトム形勢になるのでそこから上へ飛ぶ可能性が出てきます。 反応が薄いとさらに一段下へ下落することが濃厚です。

今は、重要な下落トレンドのすぐ下に小さな逆三尊を形成したことによって方向性がわからず グチャグチャに乱高下している状況です。 そして、この狭い領域で圧縮されたポジションが開放されると、価格が大きく動くのでそれについていくのが賢明だと言えます。


閲覧ありがとうございました。