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目 次 |
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エグゼコイン(AXE)の価格チャート |
仕手(して)による相場操縦? |
出来高が小さいと操作されやすい理由 |
こんにちは。
仮想通貨市場では誰も取引しなくなった通貨がある日突然動き出す ことが度々あります。
ゾンビ化・・・
最近、エグゼコイン(AXE)が不穏な動きをしているのを発見したので 少しご紹介したいと思います。
エグゼコインの日足ETH建てチャートです。
ICO時に1AXE=40円で売り出された後、 下落を続けて2019年9月頃には1AXE=0.00009円まで落ちてしまいました。
10万円分買っていた時の資産価値は0.225円なのでほぼ無価値同然ですね。
そこからほとんど取引されず1年近く放置されていたわけですが、 最近になっておかしな動きを見せています。
0.00009円だった価格がいつの間にか0.01275円台まで上昇しており、 底値から見るとおよそ140倍になっているのがわかります。
スルスル~と上昇していますね。
一体何が起こった?
たぶん何も起こっていません。
新興株なんかでも意味なく上昇し続けているものがあったりしますがおそらくそれと同じです。
他の取引所に上場するとかもしかしたら何かファンダがあるのかもしれませんが おそらく一時的な上昇で終わる可能性が高い気がします・・・
仕手とは人為的に 価格が上がっているように見せかけて個人投資家を呼び込み 利益を得る手法です。
主に出来高が極端に少ない通貨で起こされる傾向があり、 特にエグゼコインのような超マイナー通貨であれば個人でも十分操作することが可能です。
全ての相場において多少なり操作はされているので、 他と何が違うのかと言われたら明確な違いはありませんが、 強いて言うならば仕手は相場として成立していないということでしょうかね。
エグゼコインの場合、上昇後にズドンと落ちると 多くの人はやられたと感じると思いますが、 もし意味なくビットコインが50万円、イーサリアムが1万円まで 落ちた場合おそらく結構な買い圧力発生が想定されます。
下で待ち構えている人達が大勢いて、 ビットコインで膠着状態が続いている理由の一つは、 大口は下で個人投資家に買わせたくないという意思があるからです。
このように買いと売りの駆け引きが行われているのが相場であり、 一方通行で終わるのは相場とは言えません。
これが意図的なものなのか 何かインサイダー的なファンダによる買い仕込みなのかは不明ですが、 エグゼコインに限らずこのような状況で飛びつくのは刈りとられて終わる可能性が あるので注意しましょう。
こんな通貨を探して一時的な上昇を取るのも面白いと思いますが、 ただのギャンブルになりがちなのであまりよろしくないですよね・・・
ところでなぜ出来高が小さいと操作されやすいかわかりますか?
これを理解していると売買の幅が少しだけ広がります。
その理由を説明する前にまず注文板について説明します。
これは、 市場参加者がいくらの価格で何枚買う(売る)かを視覚化している表で 注文板と呼ばれるものです。
例えば赤枠で囲っている部分をご覧下さい。
1500000AXEが0.0000004990ETHで売りに出されています。
1500000AXEが全て買われたらその板がなくなり次は その上の0.0000005000ETHの価格に移ります。
0.0000005000ETHが全て買われたらさらにその上といった感じです。
このように売り板が食い尽くされていくと 市場価格は徐々に引き上がってきます。
出来高が小さいということは、市場参加者が少ないので注文板に出されている枚数が少なくなりますよね。 食い尽くす枚数が少ないので小額資金で相場を動かすことができます。
買い板も同様で出来高が少ない方が下方向へ動かしやすくなります。
操縦者にとっても必ず成功する保証はどこにもないので、 失敗した時のリスクが小さいほうが良いのです。
ビットコインがそろそろ上下どちらかに大きく動く可能性があるというのもこの理由です。
上か下にいくのは当たり前だろ!と思うかもしれませんが、 大きく動くかも?とわかることが重要なのです。
今は非常に難しい持合いにいるため、 ベテランプロと初心者の勝率に差は出ません。
誰に聞いても意見が半々にわかれるようなまさに半丁博打と同じで、 そこに答えを求めてもあまり意味はなく、 差が出るのは大きく動いた場合にどう対処するかなので 準備ができるということはそれだけで有利になります。
もちろんそのまま動かずにスルスル~っとレンジ継続のパターンもありますが、 それはそれでまたその時考えましょう。
ぜひ参考になればと思います。
閲覧ありがとうございました。