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コインチェック

ビットコインは14000ドル突破でダウ理論的に上昇トレンド。大暴落はもうない?

将来的に2万ドルは射程圏内

2020年11月01日

ビットコイン

目 次
市場の成熟度
高値更新の意味

こんにちは。

ビットコインは14000ドル(147万円超)を突破しました。


最近価格が上がっているせいか、周囲の方々から

「買ったら儲かる?」

みたいなことを聞かれることが多くなった気がします。


「気になるなら買ってみたら?」

なんて言うと、たいてい

「バブル崩壊した時みたいな暴落が怖いらしくなかなか手が出せない・・・」

といった反応を示します。



そこで今回は、また大暴落はやってくるのか?

について少しお話します。


先に結論を言うと、


わかりません・・・それがわかったら皆大金持ちです。 ただ大暴落を引き起こしにくい状況ではあると思います。


ここ2年ほどビットコインは価格が上がった後、全戻しするような大きな下落を引き起こしていました。

それを意識した参加者は上がれば売ってきます(価格を下げようとしている)。

しかし現状では思うように価格が落ちず売り側がロスカットを食らい続けている。

下落すると思っている参加者が食われている以上、 単純に上がったら大きく売られる・暴落するといった考え(もろに刷り込み、バイアスがかかった状態)はもう捨てないと危険な状況です。

※金融緩和を不安視した法定通貨の流入も価格を押し上げている要因



といってもひたすら買っていれば儲かるのかというのもまた違います。

難しいですね・・・

なぜなら買いが大量に積まれているのも事実だからです。

何か悪材料をきっかけに買い側が一斉に利益確定しようもんなら大暴落に繋がる可能性は否定できないので 常に両方のパターンは意識しておかなければいけません。

米ドルが買われ始めたらビットコインから資金が抜ける可能性もありますしね。

色々あります。





将来のことなんてわからないのですから今はどういった状況なのか?

これが続けばこうなりやすいといったビジョンに沿ってついていくしかないのです。



今のチャート形状・地合いであれば 2000ドル~3000ドル幅ぐらい(中期的には9000ドルまでまだあり得る)の調整はあってもそれ以上の暴落に繋がる可能性は低いと考えています。

なぜそう思っているのか2つの視点から説明したいと思います。







市場の成熟度

ビットコイン

まず一つ目。

2018年末までを旧相場、それ以降を新相場とします。



・旧相場

2万ドルまで吹き上げた後、一度も前回高値(2万ドル) を超えることなく大暴落。

垂直上げ垂直落ちに近いチャート形状。


・新相場

大暴落以降に形成されたチャートで、 旧相場と比べてジグザグしたチャート形状。

※アルトコインの垂直上げ垂直落ちが良い例で、波を形成することは非常に大事な要素です。



前提として新・旧相場を全く別物だと捉える必要があります。

以下はイメージです。

ビットコイン

旧相場は一気に吹き上げたことで、 誰かが売ってくるから誰かが買い支えて~みたいな過程がほとんどありません。

うまく言えませんが質が低い?成熟度が低い?

といった感じです。

落ち始めると止まるポイントがないのです。



一方、旧相場は過程があるので サポートラインとして機能する価格帯がいくつも存在します。

落ちたら買いたいと思っている参加者が一定数以上いたことで 落ちて買われてを繰り返しながら今に至ります。

つまり、またそこまで落ちた場合ある程度の反発が想定できます。

ジグザグ上がっているものはジグザグしながら落ちるのが自然なので、 2017~2018年にかけて起きたような暴落がくる可能性は低いのです。



そして2つ目。

コインチェック


高値更新の意味

ビットコイン

2018年末の仮想通貨バブル崩壊以降、安値は切り上げていましたが 長期的に高値はまだ切り上げたことがありませんでした。

しかし、今回14000ドルオーバーを記録したことで、 高値と安値両方切り上げが完了した状況になりました。

つまり、ダウ理論的に長期上昇トレンド確定。


例えば今から中期的に下落トレンドに突入したとします。

※イメージです。明確な反転シグナルは出ていないのでまだ上昇する可能性は十分あります。


その場合、半年以上続いた上昇相場なのでおそらく数カ月は下落します。

下落するのですが、その下落は前回の安値を割らず今回の高値を超える可能性の方が高い。

すなわち、今高値掴みした場合でも 最終的にプラスになりやすいチャート形状だと言えます。



細かく言うと他にも上昇しやすい要素(ハッシュレートやらなんやら・・・)はいくつかありますが、 チャートを見た限りでは、以上の2点から大暴落はやってこないと考えることができます。

ただ直近では以下のことは気を付けておいた方が良いかもしれません。



ビットコイン

まず現状で言えばこのように上向きのパワーがかかっているので長期的に上方向へ向かう可能性が高いのですが、 短期・中期では1000~2000ドル幅の下落はいつきてもおかしくない。



ビットコイン

これは2018年~2019年にかけて発生した上昇トレンドですが、 上がっている最中でも平気で1000~2000ドル落ちるのがビットコインです。


下落発生後、わりとすぐに陽線が連続して価格を戻しているのがわかります。

結果的に上がっていますが、もしほとんど反発がなくズドンの後に陰線の数が多かったりするとそのまま下落に転換しても おかしくなかった場面です。


特に今回のような強い上昇トレンドにおいて、一発目のズドンは下落転換のシグナルになるとは限らないが、 戻せなかった時はいったん買いを止めるのも選択肢の一つとして有りです。

下から現物をホールドしている方はこれぐらい良いかもしれませんが、FXはロスカット注意。

そしてこれから買いたいと思っている方は最低でもこのレベルの下落がやってくるまで待つべきです。

上がっている最中に買って即ズドンと一発落ちた場合、ノータイムで含み損に突入しますが、 下落した後だと強い上昇トレンドであればそれなりに反発するので逃げる時間があります。

徐々にボラが激しくなっているので気をつけて下さい。


閲覧ありがとうございました。