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コインチェック

イーサリアム(ETH)は最高値更新目前。チャート形状が酷似、匿名通貨モネロ(XMR)も追随?

アルトコイン

2021年01月06日

XMR

目 次
イーサリアム(ETH)の価格チャート
イーサリアム(ETH)とモネロ(XMR)の比較
リップル(XRP)
ライトコイン(LTC)

こんにちは。

仮想通貨市場は、ビットコインが30000ドル以上を維持する一方、アルトコイン筆頭のイーサリアム(ETH)が最高値更新目前で 一部のアルトコインに資金が流れてきている状況です。








イーサリアム(ETH)の価格チャート

ETH

取引所によって100ドルぐらいの幅はありますが、仮想通貨取引所クラーケンの 最高値は1594ドル。

対して直近の高値は1166ドル、大陽線がもう一本出たら到達しそうな勢いです。

安値80ドルから10倍以上。



力強さがビットコインと重なるため何もなければこのまま超えていくかもしれませんね。

先の話ですが、超えた場合はビットコイン同様に押し目を買われ続けて2000~3000ドルへ到達する可能性があります。



重要なポイント830ドルを一撃で抜けているのも好印象。



なぜ重要なのか?



この週足チャートを見た時、下落中に最も目立つ反発はこの830ドルですよね?

1594ドルからの一発目の下落はただの利益確定で、その後の反発830ドルから 「あ~これもうダメだ、売ろう」と本格的に売り込まれた。

含み損に耐えきれない参加者が投げ始めたポイントです。

ここで誰も売ってこなかった。

つまりここまで落ちることがあれば買われやすい、830ドル以下になりにくい状況なのです。

好印象とはそういう意味です。



イーサリアムがここまで上ってくると、個人的に気になるのがモネロ(XMR)。



モネロのチャートはイーサリアムに酷似しているため、 モネロもこの後追随する可能性があります。

チャートは市場心理を反映したものなので、同様の心理で買われやすい傾向があります。



ただ、モネロは匿名通貨というジャンルに属しており、 近頃、匿名通貨に対する風当たりが悪い。






なぜ匿名通貨が懸念されているのか?



一言で言うと

取引履歴を追跡できないから



マネーロンダリングに利用されやすく、 政府の管理下に置くことが極めて難しいです。



たまにビットコインの取引履歴が追跡できないと言っている人がいますがそれは半分間違いで、 ビットコインは取引履歴が全世界に公開されているため追跡できます。

公開されているからこそ以下のようなサイトも存在します。



Whale Alert Whale Alert

これはWhale Alert といって大口の入出金を監視するサイトです。

誰から誰にいくら~みたいな取引履歴を可視化できるがビットコイン。

しかし、モネロなどの匿名通貨はそれができません。

誰から誰にいくら? みたいな情報は第三者にわからないのです。



マネーロンダリングの片棒を担ぐなんて嫌ですよね。

面倒なことには巻き込まれたくないというのが本音だと思います。



今はまだ市場が未成熟なため上場廃止なんてニュースに反応してしまいますが、 本来、ブロックチェーンの思想というか存在意義って個人間取引が目的なわけです。



管理者が存在することによってマージンを取られる社会の中、 そんなものがなくてもお金のやり取りが出来てもいいんじゃないの?

これは今の仕組みを否定するものではなくリスクヘッジの手段の一つとして そのような金融資産があってもいいじゃないかという考え方です。



大手取引所やブロックチェーン技術に初期から関わってきた人物の中には

「今は発展途上だから手助けが必要、ただ将来的に管理者は不要」

こう考えている人も少なくありません。



言い方は悪いですけど、

お金を吸い上げたい人ともうそういうのやめませんか?

この両者が対立してぶつかっているのが今の仮想通貨市場です。



政府やその他第三者が関わってくることを非常に嫌がります。



どこかで落としどころを見つけるしかありませんが、 本来の意味合いで言うと、上場廃止しようが人がそれに利便性を見出せるならば 価格は上がっていくのではないでしょうか。



話が脱線しましたが、 実際にイーサリアムとモネロのチャートを見比べてみます。



BITPOINT

イーサリアム(ETH)とモネロ(XMR)の比較

ETH

XMR

ネックラインを抜けるまではほとんど同じ形をしていますよね。

しかし、イーサリアムはネックラインを力強く抜けたのに対してモネロは失速。

このタイミングで上場や規制に関するバッドニュースが出たからです。



チャート形状的には追随してもおかしくない形だと思いますが、 少し長引きそうなニュースなので大きく飛ぶのは難しいかもしれません。

こういうのって誰も答えを出せないので、明確な基準を持って売買するしかありません。



現時点で言うと、

まだピンクのサポートラインに沿って上昇しているので ネックラインの下へ明らかに潜ったなと感じるまでは買い、 潜ったら少し様子見。

これが今の基準だと思います。



ちなみに他の上位銘柄のチャート形状を見てみます。



リップル(XRP)

XRP

明らかに形が違いますね。



ライトコイン(LTC)

LTC

イーサリアムやモネロと比べてネックラインの山が高いです。

半減期による期待上げです。

ネックライン下の谷が深ければ深いほど抜けた時のパワーが大きい傾向にあるため この後大きく飛ぶ可能性があります。

巨大なダブルボトム。

というかモネロよりライトコインの方が飛びそうな感じがしますね(笑)



今回、モネロを中心にお話しましたが、基本的に上位銘柄は上へ飛びそうです。

ビットコインが市場を破壊するような暴落を起こさなければ、上位のアルトコインは上がってくると思います。

今後の参考にして下さい。



閲覧ありがとうございました。