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コインチェック

ビットコイン、直近の下落幅と下落時の相場心理について解説します

チャート分析の着眼点

2021年01月18日

BTC

目 次
ビットコインの下落幅について
相場に働く作用について

こんにちは。

ビットコイン(BTC)は持ち合いに突入。

仮にこのまま42000ドルを更新しても徐々に下落幅が大きくなっているため注意が必要です。







ビットコインの下落幅について

BTC

・2607ドル

・7066ドル

・11739ドル



4500ドルぐらいの値幅で増加傾向にあります。

じゃあ次の下落は16000ドル?

ただの理論値なので目安にしかなりませんが、 売りパワーが増していることだけは事実です。

まだ上昇トレンドが否定されたわけではないので 今回のような下落は買っても良いと思いますが、 それは儲かるという意味ではなく、 高値42000ドルを超えれず折り返してきても±0で逃げる時間があるという意味です。



今、三角持ち合いで方向感がない状況ですよね。

高値圏での持ち合いは上にいくのがセオリーですが、日足のMACDもデッドクロス、RSIも70%以下なので、 この後直近安値を割りにくる可能性も全然あります。

ここを割るとサポートラインB(23000ドル前後)まで落ちる可能性があるのでそれは意識しておくべきです。

※サポートラインBまで落ちた場合はA同様に反発が期待できるのでとりあえず買えます。



MACDやRSIが下がってもヨコヨコで耐えればまた上がる可能性があります。

それはお祈りする以外ありません。



高値更新した場合は、しっかり42000ドルでサポートされたことを確認してから押し目を狙います。

更新後に即飛びつくと、ダマシのように一気に売り込まれることもよくあります。

最高値で掴まされるような感じです。



投資はリスクを負うべきなんて言いますが、 それは人が関心を持っていない時であり今は違います。

なるべくリスクを取らず、あわよくば利益になれば良いかなぐらいの気持ちで向き合った方が無難ですし、 7000ドルやら10000ドル落ちてる中で飛びつくのはドM以外の何者でもありません。

BTC

これから参入してくる参加者にどれぐらいの認識があるのかわかりませんが、 ビットコイン、仮想通貨にはサーキットブレイカーとかないですからね・・・

落ちるときはもう信じられないぐらい落ちます・・・



それで大きく落ちた後に買うわけですが、 これが意外に難しいというか本質を理解していないとなかなか一歩踏み出せません。

なぜなら、 人は上昇中に買う方が儲かる気がしたりメンタル的に楽だからです。

逆に落ちてる途中、つまり押し目を狙うときの方が苦しい。

儲かりそうな気がしない。



BITPOINT

相場に働く作用について

人によってスタイルは違いますが、たまに含み損に耐え続ける人っているじゃないですか?

あれって周囲から見たら何やってんだと思うかもしれませんが、 実はそうでもないのです。

誰にでももう我慢できないというポイントはあると思います。

血管が切れそうで頭が痛い、そこで多くの人は我慢できずに損失を確定させます。

BTC

こんな感じで落ちてる時に買うのは精神的にキツイものがあります。

しかし、短期的な視点では反発するかもしれませんよね?

サポートラインAにあたっているため反発してもおかしくないポイント。



でもなかなか一歩踏み出せない。

買いボタンが押せない。

そういう時、次のような作用が相場には働くので意識すると良いかもしれません。



BTC

少し安くなったという理由だけで買いますが、 価格が思うように動かず下がり始めます。

ある程度下がると・・・






BTC

損失を小さくしたい、できれば±0で立て直したいと考えます。

こういう参加者がたくさんいるとどうなるのか?

価格が上がるたびに決済されるため、上昇しにくい相場となります。

いわゆる上値が重い状況。



BTC

限界を超える寸前のポイントで上がると少し楽になります。



BTC

再び落ちてきた場合、先ほど限界寸前のポイントを経験しているためもう我慢できないと考えます。



BTC

皆一斉に売ってズドンと落ちます。

するとどうなるか?



BTC

上昇しやすくなります。

価格はグイグイ上昇します。

理由は簡単で先ほどの上値が重い状況が改善されたから。

下げたくても売るものを持っていないから下げられない。

つまり上がるしかなくなるのです。



全てこうなるわけではありませんが、 参加者が飛び乗っている過熱感のある相場ではこのような動きをする傾向があります。

BTC

しがみついている参加者が多ければ多いほど上値が重くなるので 上がるにしても定期的に振りほどきながら上がっていきます。

これを振るい落としと言います。



サンプルとしては微妙ですが直近のサポートラインA付近の動きです。

BTC

これは15分足。

短期デイトレとかスイングしている人達がよく使う時間軸です。

最後に最も大きな実体陰線がズドンと出ていますよね?

これは短期売買している参加者が一時的に投げたという風に見ることができます。

途中、これに近い幅で落ちているポイントはありますが、最後のズドンはサポートラインに当たっており、 それを帳消しにするように陽線がでていますよね。

その後も二回、三回とサポートしていることから 投げた後に買いを狙っている参加者がいると考えることができます。



ダラダラ落ちてる時ではなくダラダラ落ちながら最後のズドンと落ちたポイント。



つまり皆が投げたポイントは買いポイント。

上がっている時は逆で皆が買っている時は絶好の売りポイントということになります。



4時間足や日足なんかを軸に中・長期売買する時も同じで ダラダラ上下を繰り返しながら下がっている場合、 最後にズドンと大きく落ちたポイントは買ってもリスクが小さいです。

感覚的には買いたくない気持ちになりますが、 そこをいかないと収益が上がらないように出来ているのが相場です。

参考になればと思います。

ちなみに今個人的に気になっているのがリップル

有価証券問題で大暴落しましたよね?

最も上値が重かったリップル(それだけ期待されていた)ですが、現時点で相当な参加者が投げているはずなので これが売り終わった後は上値がスカスカになります。

2018年末のビットコインの大暴落に近い感覚です。

あの時のビットコインも酷かったですよ。

自分しか売買してないんじゃないかってぐらいオワコン感漂ってました。

リップルの場合、状況が少し違うので全く同じになるとは言えません。

無価値になる可能性もありますが、もし問題が改善される方向へ動けば暴騰する可能性があります。

宝くじ感覚で少し持つのは有りかもしれません。



ぜひ参考になればと思います。

閲覧ありがとうございました。