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半減期近づくビットコイン、最大の見せ場なるか?損失覚悟でリスクを取るべし

テクニカル分析

2020年3月3日

ビットコイン

目 次
1.ビットコインチャート(2020年3月3日)
2.フィボナッチ50%ラインから上昇した場合
3.フィボナッチ50%ラインを下抜けた場合
4.私が取っている戦略(撤退のタイミング)

こんにちは。 今回は、およそ2ヵ月後に半減期を控えるビットコインの値動きと今後の戦略について 解説したいと思います。

まず個人的に今の下落は今後の上昇の前段階になる可能性が高いと考えているため、 上昇することを前提として話を進めます。そして上昇できない場合の撤退タイミングについても 合わせて解説したいと思います。

仮想通貨に限らず、 価格が上昇し始めると買っておけば良かったな~と誰もが考えてしまうものです。 しかし、いざ下落するとなかなか一歩踏み出せないですよね。 私も躊躇することが多々あります。 それが生物のリスク回避の本能なので正常な思考だと思うのですが、 時にはそのリスクを取って突撃しないといけない場面があります。

ビットコインの場合、リスクを取っても良いタイミングがだいたい年に1、2回 あるのですが今がその時なのかなと思います。

そのタイミングで絶対に上昇するわけではありませんが、 エントリーに失敗した場合の損失と比較して成功した場合の利益がはるかに 大きくなる状況だということです。 当然何事もなく下落し続ける可能性もあるので、その時は冷静に 撤退するタイミングを予め決めておきましょう。

それでは現在のチャートを見てみます。




■ 1.ビットコインチャート(2020年3月3日)

ビットコイン

4時間足のビットコインチャートです。 一つの調整の目安であるフィボナッチ50%、いわゆる半値戻しで反発している状況ですね。 一時的に少し下抜けて8400ドル付近まで下落しましたがなんとか下ヒゲで戻しました。

ここはトレンドラインAも重なっていたのでうまく反発してくれましたね。

ビットコイン

ラインが重なっているポイントは抜けにくい

トレンドラインの引き方は人それぞれなので、特定のトレンドラインが100%意識されているなんてことは絶対にありません。 しかし重なれば重なるほど、それが最も意識されているラインである確率が高くなるので それだけ止まりやすくなるのです。

とりあえず反発はしていますが、ここから再び上昇トレンドに転換するかは まだわからないので、今後どのように対応していくべきかを私が取る戦略を例に 解説したいと思います。



■ 2.フィボナッチ50%ラインから上昇した場合

ビットコイン

このまま上昇した場合、まずは38.2%を上抜けるかどうか、 そして抜けることができれば次は下落のトレンドラインB、トレンドラインCを試す展開が考えられます。 特にトレンドラインCを抜けることは上昇トレンドへの必要最低条件の一つになります。

ここを抜けたら少し安心できるポイントですが、 簡単に抜かせてくれないのではないかと考えています。

なぜならこのトレンドラインに沿って下落しているからです。 ここを抜けることはトレンドブレイク、つまり下落が終わった可能性が高くなるため 価格を落としたいショート勢からすると抜かせたくないポイントなのは明確です。 しかし、仮に抜けなかったとしてもまだ悲観することはなく、 むしろもう一回落ちてもらわないと不安なぐらいです。 途中で失速して下落しても特に問題ないとも考えています。

※抜けた場合も一つ懸念点がありますがそれはまた次回あたりに解説したいと思います。

個人的に重要視しているポイントは、途中で下落してきた場合にフィボナッチ50%を下抜けるのか?抜けないのか?そしてどのような抜け方をするのか? です。




■ 3.フィボナッチ50%ラインを下抜けた場合

ビットコイン

フィボナッチ50%を下抜けた場合、 61.8%まで下落することが考えられますが、その前に8200ドル付近で水平のサポートラインが控えています。

8200ドルは以前崩れかけた上昇トレンドを持ち直したポイントなので、一発で61.8%までは下落せずに もみ合う可能性があります。 結果61.8%まで下落した場合でも強い反発が期待できるポイントなのでそこでロング(買い)するのは悪くないように 思います。

さらに61.8%も下抜けた場合、最終ラインの78.6%まで落ちることが想定できますが、 今後上昇を期待するのであれば、ここまで落ちると結構まずい状況です。

なぜなら、長期の上昇トレンドラインを下抜ける可能性が高くなるからです。

ロング(買い)で入っている場合、投げる準備をした方がいいかもしれませんね。

詳細については以前の記事でご紹介していますのでそちらを参考にしてください。

Criptopia
※記事:2020年2月11日、ビットコインの今後について


61.8%までの調整ならまだ大丈夫だが、それ以下は少し危ないと思って頂ければと思います。



■ 4.私が取っている今後の戦略

私は6500ドルからの上昇波動の天井は9200ドル付近だと思っていたので(結果10500ドルまで上昇)、 そこでロングを利益確定してからはほとんど触らず下落を待つ戦略をとっていました。 一度だけショート失敗して燃料になりましたが・・・(笑) 今は無事調整に入ってくれたのでホッとしています(´ε`;)

これからはロング(買い)目線ですが、今後の資金投入とロスカットするタイミングは 次のように考えています。


(1)フィボナッチ50%ライン

事前に出していた8450ドルの指値注文が約定しているので既に一回目の資金は投入済みです。

※この時点では反発してもまだフィボナッチ61.8%まで下がることを想定しています。 ここから下へ買い下がる戦略です。


(2)フィボナッチ61.8%ライン

61.8%ラインで2回目の資金を投入するつもりですが、 ここは指値注文を出さずに様子を見ながらエントリーします。

61.8%の前に8200ドルラインがあるので、そこでどのような動きをするのかわからないことが理由です。 8200ドル付近でもみ合った場合、一瞬ヒゲで61.8%にタッチして上昇する可能性があるため、 もみ合えば61.8%に指値注文を出してストレートで61.8%まで下落した場合は様子を見る時間がありそうなので 出しません。

反発するのを確認してから追加投入します。


(3)フィボナッチ78.6%ライン

フィボナッチの78.6%まで下落した場合、資金投入は考えていません。 まだロスカットはしませんが、 いつポジションを投げるか(ロスカット)考えていると思います。

投げるタイミングについては以下の記事を参考にしてください。

Criptopia
※記事:2020年2月11日、ビットコインの今後について


※この時点では少なくとも50%ラインで既に資金を入れているため、 この時点で含み損を抱えている状況になります。

今後大きな上昇トレンドが発生すると思っているので含み損に耐える判断をしていますが、 仮に上昇の起点となった逆三尊のネックラインまたはフィボナッチ78.6%、長期の上昇トレンドラインを下抜けてしまったら 大暴落がやってくる可能性が浮上するため、結果その後上昇するかもしれませんが一旦投げてショートするのかロングを仕切りなおすのか 様子見します。

なぜなら・・・

それまで積み上げられたロング(買い)の大量のロスカット発生が考えられるからです。

1000~2000ドル幅の暴落がきてもおかしくないと思っているので ちょっと恐すぎます。

ざっとこんな感じでロング目線でいますが、また状況が変わったら 随時アップしていきます。これからエントリーを考えている方の参考になればと思います。

閲覧ありがとうございました。