メニュー


取引データが閲覧できるってどういうこと?

ブロックチェーンとトランザクション

2019年9月04日

ブロックチェーン

こんにちは。 ビットコインは誰でも簡単に取引データが見れるなんてことをよく耳にすると思いますが、 まだやったことがない方や始めたばかりの方はいまいちイメージがわかない方へ、 今回は実際の取引データを参考に履歴の見方を解説します。

知っていても現状何の役にも立たないので こんな感じで見れるんだーと思っていただければと思います。


■ 取引データの閲覧

ビットコインの取引データはトランザクションと呼ばれる処理によって行われてます。

プログラマーの方ならよく聞く言葉だと思いますが、 請求ソフトでも在庫管理ソフトでもなんでもいいのですが、 入力者側からサーバーにデータを登録する場合、全ての項目が100%登録されるまで処理が完了したとはみなさないですよね? エラーを起こした項目だけ登録しないなんてことをやってしまうと 入力者側とサーバー側で差異が出てしまいますからね。 1つでもエラーを起こした項目がある場合は全ての項目を登録せずに終了させる。 こういう処理をトランザクションと言います。 ビットコインでも送金データが受信する側に届いて初めてシステム上での取引が完了します。

ブロックチェーンは世界中にデータが公開されているため、このトランザクションの履歴 を誰でも閲覧することが可能なのです。

取引データを閲覧するためにこのようなサイトがあります。

ビットコインエクスプローラ

※参照:Block Explorer

試しに私が取引した履歴を見てみようと思います。 まず、メニューバーの「データ」をクリックしてさらに「エクスプローラー」をクリックします。

ビットコインエクスプローラ

以下の画面が表示されたら、検索欄にビットコインアドレスを入力します。

ビットコインエクスプローラ

※ちなみにビットコインのアドレスは取引所などに登録していると こんな感じで見ることができます。このアドレスをさっきの検索欄に貼り付けただけです。

ビットコインエクスプローラ

そして、検索した結果がこのようになり これまでの取引件数や取引した量を見ることができます。 このアドレスではこれまで59件の取引を行っていることがわかります。

ビットコインエクスプローラ

そして、画面をスクロールすると取引の詳細を見ることができます。 どこのビットコインアドレスから「いつ」、「誰に」、「いくら」送金されたのかが記録されています。

ビットコインエクスプローラ

このようにアドレスごとの取引データが公開されているのは ビットコイン最大の特徴と言えます。

誰でも簡単に見れるので取引相手に嘘はすぐにばれてしまいますし、 データの改ざんができないため隠蔽や賄賂の証拠なども残ってしまいます。 非常に便利なのですがこの世のあらゆる事象は間逆のものが存在するものです。

それは、 匿名通貨の存在。


■ 匿名通貨とは

匿名系通貨

匿名通貨とは、ビットコインのように「いつ」「誰が」「誰に」「いくら」という履歴が わからないようになっているのが最大の特徴でプライバシーコインとも言います。 もともとセキュリティに強いブロックチェーンですが、匿名通貨は特殊な暗号化技術によって さらに強いと言われています(暗号化してさらにそれを暗号化みたいな感じです)。 まずはいくつかの匿名通貨を簡単にご紹介したいと思います。

1.XMR(モネロ)

モネロ

「リング署名」と「ステルスアドレス」と呼ばれる技術を用いてトランザクションの追跡を 不可能にしています。 武器や麻薬、〇〇依頼などアンダーグラウンドで行われるほとんどのことが やりとりできる世界最大の闇サイト「アルファベイ」で採用されたことで有名になりました。

※アルファベイは現在トップが逮捕され閉鎖されています。


2.DASH(ダッシュ)

ダッシュ

コインミキシングという技術によって匿名性を高めることを可能にしています。 送金時は誰から誰にという情報をもとに送金処理が行われるのですが、途中で複数の送金データをシャッフルすることによって 誰が送金したのかがわからなくなり、誰がいくら受け取るという情報だけ残るようになっています。


3.ZEC(ジーキャッシュ)

ジーキャッシュ

「ゼロ知識証明」と「シールドトランザクション」と呼ばれる技術を利用して 取引データを全て隠すことができます。 取引データを第三者に公開しなくてもその取引データが正しいことを証明することが可能です。 JPモルガンが提携したことで有名になりました。


4.XVG(バージ)

バージ

レイスプロトコルという技術によって匿名と非匿名を使い分けることが可能です。 アメリカのポルノサイト「Pornhub」が提携したことで一時話題になりました。 ・・・これはまあ、誰にも知られたくないという意味では正当な使い道の ような気もします。気持ちはわかります。


ZcoinやXSPECなど他にも匿名系通貨はありますが有名どころはこのへんではないでしょうか。 個人でも金銭の流れを他人に知られたくない人は大勢いると思います。 しかも資産が他人に知られてしまう可能性がありますし、お金を持っていると 犯罪に巻き込まれる可能性だってあります。

企業や国家レベルになるとさらにその傾向は強そうですよね。

このような観点からも匿名通貨はプライバシーを守るという現代社会において非常に高い評価を受けているのです。

しかし、履歴が追えないということは当然デメリットもありますよね。 最も問題になっているマネーロンダリング問題

■ マネーロンダリング問題

取引データが見れないということはマネーロンダリングにはもってこいなのは周知の事実。 送金するためにいくつかの国を経由させて~とかあれにまず交換して~なんて面倒なことが一切ありません。 匿名通貨を使えば一発です。 過去にコインチェックでもモネロ、ダッシュ、ジーキャッシュは取扱われていましたが マネーロンダリングの観点から上場廃止になってしまい、それ以降 日本では匿名通貨の取り扱いが厳しくなっています。

※ネムがハッキングされた後にこのような流れになっています。

逆にアメリカではコインチェックの事件以降、世界でもトップクラスに審査が厳しいと言われている ニューヨーク州で営業しているGeminiという取引所でジーキャッシュの取扱い認可が下りていたり、 著名人も匿名系通貨押しの人が多かったりと割と前向きなような気がします。

高度な技術を用いて作られている匿名通貨はマネーロンダリングを考慮しても セキュリティやプライバシーにおいて メリットの方が大きいと考えている国も多いのでこの辺がどうなっていくかは今後の注目です。

私個人としては匿名通貨押しなので残って欲しいというのが正直なところです。

匿名通貨ははバイナンスで購入する事ができますので、興味のある方は ぜひ参考にして下さい。

binance_17
※Binance

→バイナンス公式サイト
→バイナンスの登録方法
→バイナンスの使い方

閲覧ありがとうございました。