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コインチェック

26000ドル突破のビットコイン。上昇ストップのタイミングはボリンジャーバンド3σ?

テクニカル分析

2020年12月27日

BTC

目 次
ボリンジャーバンドと包み足陰線
フィボナッチ・リトレースメント


こんにちは。

ビットコイン(BTC)、相変わらず強いです。

とうとう26000ドルを突破してしまいました。

26900ドル。

日本円で280万円ほど。

もう長期的にはホールドしか選択肢がないぐらい上がってきましたが、 一方、短・中期の場合はどこで止まるのか気になるところです。

そろそろ来てもおかしくないと思うのですがどうでしょうか。

そこで今回は、どのようなタイミングで落ちるのかについて解説したいと思います。



が、その前にCMEの窓メチャクチャ開いてるんですけど・・・

2020年12月27日時点で3000ドルほど、18000ドル付近にも閉まっていない窓があるので、 これから説明することとは無関係にもしかしたら年末年始大きく下げるかもしれませんね。

窓は必ず閉めるわけではありませんが、一応びっくりしないよう気にしておきましょう。

とりあえず今回は反転パターンの解説なので無視します。



天井になるのか、千ドル落ちた後に再上昇するのかわかりませんが、 とりあえず過去の傾向で言うとビットコインは次の条件に当てはまった時に天井、もしくは調整に入りやすい。

一つのパターンとして意識しておくと良いかもしれません。








ボリンジャーバンドと包み足陰線

BTC

これは2017年末の19666ドルに到達した際の週足チャートですが、 イメージとしてはこんな感じ。

(1)ボリンジャーバンド3σ突き抜け後の上ヒゲ戻し

(2)大陽線後の包み足陰線



この形になった場合は少し様子見した方が良いと思います。

天井をつける前にボリンジャーバンドの3σをバーンと上抜けているのがわかります。

ボラが激しいビットコインでも3σはあまり使いませんが、強いトレンドが発生している時は別です。



3σを明確に突破したのは天井手前だけです。

突破後に上ヒゲをつけて戻した。

そして最後につけた大陽線を全て打ち消す大陰線が出現。

この打ち消すローソク足のことを包み足陰線と言います。



これは、参加者が我慢できずに一斉に飛び乗ることで記録する最大の上昇。

バイイングクライマックスと言って買いの最終局面でよく発生します。



上がった所を利益確定されて一気に落ちる。

言い方は悪いですが、誰かが泥をかぶらないとトレンドって終わらないものです。

飛びつくまで上げ続けます。



ビットコインに限らず全ての金融商品はそうですよね。



下落トレンドはこの逆で最後にズドンと悲鳴をあげたくなるような下げ幅を記録して 下落終了。

これをセーリングクライマックスと言います。

〇〇クライマックスは強いトレンドが発生しているときほど顕著に現れやすく、 今回も明らかに強いのでそういう動きをするんじゃないかと考えています。



さらに過去を遡ってみると・・・

BTC

BTC

2017年末とほぼ同じ形をしていますよね。

いつこうなるのかはわかりませんが、基準となるライン上は少し注意した方が良いと思います。



BITPOINT

フィボナッチ・リトレースメント

BTC

フィボナッチ・リトレースメントを描画してみると、 50%、61.8%、78.6%、168%と主要ラインで反応していることがわかると思います。

168%を抜けた場合、268%を目指す流れになりやすいので、このままいくと30000ドル付近が次のターゲットになります。

仮に落ちたとしても168%ラインをサポートにして268%を目指す可能性がありますし、 168%を下抜けると20000ドル付近まで落ちることが想定されます。

ちなみに30000ドル抜けるとその上は40000ドルです。



よく何万ドルまで上がるとか言いますけど皆適当に言っているわけではなく、 基準になるラインを超えた場合、次のラインに向かって市場の意識が引っ張られる傾向があるからそのような数字が出てくるのです。

20000ドル超えてから168%ラインまでストレートで上がっていることからもわかると思います。

※落ちるときも同様で サポートラインを下抜けるとさらに下のラインを目指します。



最も意識されているラインがどのラインなのかがわかればそこまでは大口も売ってこないですし、 現実的に到達する可能性があります。



そういう理由で30000ドルを抜けると、上値抵抗もないですし40000ドル行っても全くおかしくありません。



しかし、ラインだけ見ても抜けるのか押さえられるのかわかりません。

だからボリンジャーバンドのようなテクニカル指標やローソク足の動きを見なければいけないのです。

別にRSIでもMACDでも何でもいいのですがライン上で付加情報を考慮するだけで勝率は変わります。



例えばこのまま268%に到達したとします。

到達時に先ほどのボリンジャーバンドと包み足陰線の法則が出れば、



「あ~この辺で止まるのかな・・・」

「ちょっと買うのやめよう・・・」

「売りでせめてみようかな」



といったふうに考えることができますよね。

反転する時って三尊を形成したり、 ラインタッチで何度も売られるような値動きをするなどなにかしら変化があるはずです。

それがライン上あればそのラインが意識されていると見ることができるので売買する根拠になりますよね。



そう感じた場合は短期でもいったん買いをやめて様子見した方が良いと思いますし、 ラインタッチせずに下がった場合はその下のサポートラインまで落ちる可能性があるのでそこまで待つことをオススメします。

逆に268%を抜けたら、その268%を背にして買っても良いと思いますが、あくまでも短期売買です。

中・長期でのホールドを考えている方はオススメできません。



閲覧ありがとうございました。