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ビットコイン(BTC)が1,000万円超えると言われる所以

ゴールドとの比較

2019年06月20日

ビットコインとゴールド



目 次
1.ビットコイン
2.ゴールド

こんにちは。

いきなりですが、非常に形が似ている2つのチャートは一体何だと思いますか? 上のチャートは通常の日足チャートで、下は月足チャートをギューと縮めています。

ビットコインとゴールド


実はこれ上のチャートがビットコインで下のチャートがゴールドなんです。

非常によく似ていますよね。

今回、巷でビットコインとゴールドは同じ道筋を辿るのではないかと言われている 要因の一つをご紹介したいと思います。まず、各チャートの最高値と最安値の周期を見てみます。

ビットコインとゴールド




■ 1.ビットコイン

・最高値:2017年12月17日

・最安値:2018年12月15日

・期 間:約1年



■ ゴールド

・最高値:1980年1月21日

・最安値:1999年7月20日

・期 間:約20年

ゴールドが20年かけて下落したのに対してビットコインはわずか1年で下落調整を完了している事がわかります。 この時点で周期が違うから同じではないだろうと思うかもしれませんが、 IT普及は1990年代からで1980年代はインターネットがない時代であり ボタン一つでポチっと投資ができる時代ではありません。

そして、ビットコインはパソコンが完全に普及しさらに誰でもスマホでポチっと 投資が出来る時代です。お互いにチャートを形成するスピードの比較はあまり参考にならないでしょう。

注目するのはチャートの形状(値動き)です。

ダウ理論によるとチャートにはこの世の全ての情報が織り込まれるとされています。


・天気が悪いから買う意欲がわかない。

・酔った勢いで買ってしまった。

・上がりそうな感じがするから買ってしまった。

・良いニュースがあったから買おう。

・イライラしたから売った。

・インサイダー情報を持っている一部の人が買っている。


このように、天候から人間の心理状態、犯罪臭のする情報など すべての情報が織り込まれたものがチャートとして形成されるのです。

デジタルゴールドと呼ばれるビットコインは性質的にも 同じ市場心理が働きやすいと言われている事と、 時代は違っても人の心理(欲)はかわらないという事から ゴールドと同じチャートを形成するのではないか言われています。

そしてこの「言われている」という認識もチャートに織り込まれます。

価格は市場心理が意識している方向に引き寄せられる性質があるため 220万円が意識されている以上この価格には引き寄せられやすく、 そして次に220万円付近までやってくると「やっぱりこの高値は超えていくらしいぞ」という心理が 働き買いが止まらなくなって結果超えていくのです。

それではゴールドはその後どのようなチャートを形成したのかを見てみましょう。

超絶的に伸びています。

たまにビットコインが1000万円になるとか、1億円になるとか言われているのは ゴールドと同じ道筋を辿った場合、このように前回高値の約220万円の数倍は上昇すると 予測されているからです。

このゴールドのチャートを考慮しない場合、テクニカル的にも 長期的な相場ではまだ上昇トレンドの中間地点である事が予測できます。 おそらく第2波~第3波の過程だと考えられます。もしかしたら第4波~第5波の途中かもしれませんが、 どちらにせよもう一回は高値を更新する事が考えられます。

※詳しくはこちらをご覧下さい。

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これらの事からも相場では 「過去の出来事は繰り返される」という言葉があって今は資産を大きく増やすチャンスであり、 数ヵ月後か数年後にゴールドと同じ道筋を辿るかもしれません。

しかし実際には、平気で10~20万円ぐらい落としてくるビットコイン市場に大事な資産を投じるのは難しいものです。 仮に220万円を超える場合、ゴールドのチャートを見てもわかるように上昇波動は長くなる事が想定できるので もう少し市場が安定するまで待つのも選択肢の一つとしてはありではないでしょうか。

これから仮想通貨投資をお考えの方に少しでも参考になればと思います。 ご閲覧ありがとうございました。