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どこまで下がる?ジリ下げ続くビットコイン

テクニカル分析で相場の方向性を探る

2019年11月18日

仮想通貨

目 次
1.出来高とエリオット波動理論
2.フィボナッチ・リトレースメント
3. 意識されるチャート形状
4. 200SMAの上抜けは必須
5. 最後に・・・

こんにちは、 今回は、テクニカル分析を用いてビットコインの方向性を探っていこうと思います。

直近の動きとしては、 2019年10月25日から10月26日にかけて7400ドル(80.6万円)から10300ドル(112万円)まで大きな価格上昇を した後、現在8500ドル(93万円ほど)付近までジリ下げ調整中といった感じです。

※上昇前の動きは以下の記事の冒頭で説明していますので参考になればと思います。

CENNZ ※過去記事:セントラリティ(CENNZ)、ステーキングで不労所得GET



■ 1.出来高とエリオット波動理論

価格チャート

まず、10月25日~10月26日にかけて大きく価格が上昇した際の出来高に注目してみましょう。 パッと見でも直近で最大の出来高を記録していることがわかりますよね。 価格の上昇に伴って出来高も入っているため、信用できる価格上昇だと捉えることができます。

そして、これまで数ヶ月にわたり価格が押さえつけられてきたレジスタンスライン(下落のトレンドライン)をズバッと上抜けして それに沿うように価格が支えられている状況です。

ショート(売り)勢からすれば、このトレンドライン下に戻さないと上昇される可能性があるため 押し戻したいところですが、売り仕掛けが全然起こらないですよね。 ジリ下げという事は大口が売り仕掛けしていないという見方ができます。 トレンドライン下に落とすことで買いの心はさらに折れるはずですが、 それをやらないということは現時点では下げるつもりがないのでは?と考えることができます。

なぜ仕掛けてこないのか?

それは、10月25日~10月26日の上昇がショートの買戻しだということを意味しています(ショートカバー)。 当然、ロングも含まれますが、それよりも買戻しの割合が大きいということです。 そもそも 上昇トレンドの最後はロングの利益確定で、それを見てショート勢がエントリーするタイミングを伺います。 どこまで上昇するかわからない上昇トレンドの途中で仕掛けるのはタダの勘であり、リスクが高いギャンブルでしかありません。 逆に、下落トレンドの最後はショートの買戻しであって、 それを見たロング勢がタイミングを見計らってロングエントリーしてきます。

買戻しだとすれば、上昇の大きさからして相当数が一度決済しているわけですから、 簡単には仕掛けてきません。

このことから、ここでトレンド転換したのではないか?と考えることができて、 この価格上昇をエリオット波動理論における「第一波動」と見ることができます。

※今後、下落する場合も考えられますが、個人的には上昇する可能性の方が高いと思っています。 下落のお話も少ししますが、以降、中期的に上昇トレンドであることを前提でお話します。

となると、今のジリ下げは「第二波動」の真っ最中だと分析できますが、 その場合、どんなに下げても第一波動の始点をブレイクしないので、 どこでロングを入れるのかというのが今後の気になるポイントですよね。

青いサポートラインを背にして「第三波動」に移行するのがセオリーですが、 今はまだその気配はありません。 どこまで落ちるのかが次の分析ポイントです。


■ 2.フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントを描画してみます。 一度、61.8%を下抜けした後に、再び61.8%まで押し戻していますね。 61.8%は上昇トレンドに転換しているのであれば理想的な調整幅になるのでけっこう意識されます。 なので、このラインを出たり入ったりともみ合うことが多いのが特徴です。 ここから反発してもおかしくないと思うのですが、今の所まだ弱いです。

明確にズバッと61.8%下に押し戻された場合、次は78.6%まで下落することが想定されます。 そして、ズバッと下落するとサポートラインをブレイクする可能性もでてきますよね。

また下落の流れに戻るのか?もう一段下に下がるのか?

戻された場合、確かにヤバイかもと思うかもしれませんが、 自分はそれでも第一波動の始点は簡単にブレイクしないのではないかと考えています。

第一波動の出来高が凄まじいのと、調整を終了していてもおかしくないチャート形状というのが理由です。 そして、強めの下落でサポートラインの中に押し戻された場合、次は2018年後半から引いてある大底からのトレンドラインが控えているので、 これは強いサポートとして機能する可能性が高いと見ています。 図のようにトレンドラインに沿って第三波動を形成する可能性も十分あります。

それでも絶対に落ちないとは言い切れないので、実際落ちた場合 どうすべきか?

仮にこのまま反発せずにストレートで下げて始点をブレイクした場合、 高値切り上げ、安値切り下げのY波動を形成してしまうため、 この時は手を出さずに静観すべきですが、Y波動にはならないと思います。

仮に始点を下方ブレイクするとしても、 初動の大きな上昇によってトレンド転換したと考えている人が一定数いるはずなので、 フィボナッチの61.8%、78.6%か2018年後半から引いているトレンドライン、 またはここでは引いていないですが他のラインのどこかしらで一回は反発があると見ています。

反発後に高値を切り下げた結果、始点をブレイクするという流れの方が自然な気がします。

どちらにせよ、始点を下方ブレイクした場合、 この大きな上昇がダマシだったということになりますね。

これがダマシだったら・・・ロスカットするだけですが精神的にキツイですよね(笑)

さらに、全戻ししてチャート形状がダブルボトムの底のようなものを形成するとします。 全戻しの場合、2018年後半から引いているトレンドラインの下にいくわけなので 今度はこいつがレジスタンスラインとなって価格を押さえつけるため、ダブルボトムを形成せずに、始点を下方ブレイクする可能性がでてきます。 ブレイク後も注意が必要で、ショートのロスカットを巻き込んだことで長い下ヒゲをつけた後、上昇という形もあるので ショートは危険だと思います。 ブレイクせずに上昇する場合でも結構時間をかけないと上昇するのが厳しくなってしまうのでその時はしばらく様子見に徹するのが いいのかなと思います。

※とりあえず引き続き、ダマシでないことを前提で話を進めます。

ちなみに、上昇が厳しいと言われる78.6%まで下げた場合でも 今回は、ここからでも上昇する見込みはあると考えてます。


■ 3.意識されるチャート形状

2018年後半のチャートをご覧下さい。 仮想通貨市場が大暴落を起こしたときのチャートです。

フィボナッチ・リトレースメント


さらに拡大してみます。

フィボナッチ・リトレースメント

厳しいはずの78.6%からキレイに転換していますよね。 この時の市場は上がる気配が全くなくて、多くの人が少なくとももう一段下まで落ちると思っていた時期です。 30万円を切るどころか、10万円台まで落ちるのではと言われていました。

この時の形状に若干似ていますが、そもそもなぜ過去のチャートを持ち出したかというと、

「直近のチャート形状は意識される傾向がある」

からです。 月、年単位で見れば2018年の上昇開始時のチャートは2019年の直近になるので参考にすることができます。 このことからも、78.6%まで下げる可能性は十分にあると見ることができます。 ここで反応するのであればこの形状が意識されると紐付けることができるので その時はロングでエントリーするのもいいかもしれません。

フィボナッチ・リトレースメント

そして、 フィボナッチ78.6%と2018年後半からひいてあるトレンドラインが重なったポイントは非常に強いサポートとして 機能する可能性があるので、タイミングが合えばここでもロングエントリーしてみてもいいかもしれません。 ここはロスカット幅が小さく大きな反発が狙えるので損小利大を狙える絶好のポイントです。

上昇が開始したなと判断する材料としては・・・


■ 4.200SMAの上抜けは必須

200SMA

上昇継続だと判断できる材料として 200SMA(単純移動平均線)の上に再び価格を戻す必要があります。 一度、初動で大きく上抜けたのですが、ジリ下げによって再び押し戻されています。 下抜ける時のローソク足を見てみると、割と大きめの実体でズバッと抜けていますよね? これを見るとやはり意識されているのは間違いないので、ここを明確に上抜けしないと 市場の買い意欲はわかないと考えることができます。 仮にこの200SMAに弾かれて下に戻った場合、しばらく上昇はお預けになるかもしれませんのでそこは注意が必要です。


■ 5.最後に・・・

これまで、始点を下方ブレイクしないことを軸としてお話しましたが、

トレードする場合、

(1)上昇するパターン

(2)下落するパターン

(3)レンジ(ヨコヨコで上にも下にもいかない)のパターン

トレード初心者の方でも最低この3つのパターンは想定しておく必要があり、 可能性が高いと考えているパターンに沿ってトレードするというのが基本です。 しかし、相場は生き物なのでたった1本のローソク足で状況が一変することはよくあります。 それによって、自分の考えが崩れてしまう、または違っていたなどの状況には絶対に直面します。 こうなるだろうという考えに固執してしまうと取り返しのつかない大損失をまねくことだってあります。

方向性を当てることはトレード(投資)をスムーズに進めるためには大事な要素ですが、 トータルで勝てるかどうかの本質は、当たる外れるよりも別にあることを覚えておいてください。

株や為替、仮想通貨など多くの方が市場分析されていますが、 けっこう外れたりしているのを感じたりしませんか?

それでも彼らは利益を出している。

それはなぜか?

多くのパターンを想定しておいて、 自分の思った通りに進まなかった場合でも損失を最小限に留める術を知っているからです。

勝つために重要なことは当てることではありません。

それよりもロスカット設定だったり、資金配分だったり、タイミングやメンタルコントロール(感情に左右されない)、 そして1つの思考に固執するのではなく、なんで外れたのか?なぜこうなったのか?次の行動へ移る早さなどが重要です。 ひたすら疑問とそれに対する独自の回答、これの繰り返しの気がします。 意外にここの重要性を意識している人は少ないかもしれません。

なので、当ブログでの内容は パターンとしてこのような考え方もあるんだなと思って頂ければと思います。 そのパターンをどう生かすのかはその人の資金などに左右されるので 独自の解釈が必要です。人によって考え方や環境が違うので、ミラートレードをしてもなかなか結果が出ないのはそのためです。 ぜひ今後の参考にして頂ければと思います。

閲覧ありがとうございました。