目 次 |
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短期の値動きについて |
ゴールドチャートと比較 |
こんにちは。
ビットコインは史上最高値を更新しました(ドル建)。
※円建はまだ
週足で見た場合ただの押し目でしたね。
3000ドル落として3500ドルほど戻した形です。
先に言っておくと、今後「ビットコインはいくらまで上がる~」とか「〇〇が儲かる~」といった情報を目にする機会が増えてくると思いますが 基本的に全くあてにならないので、興味を持った方は自分自身でしっかり調べて判断することをオススメします。
情報サイトはあくまでもきっかで、 この世の全ての情報は99%ぐらい嘘ぐらいの気持ちで向き合うべきだと思います。
本当に美味しい一次情報を持っている人って他人には言いませんし(報酬が減るから私なら絶対言わない)、 大概は入念な調査・準備を行った上、暗闇の中をたぶんこっちで合っているなと疑心暗鬼に進むものです。
それでも失敗するから保険をかける。
別に株でもゴールドでも何でも同じですが、 周囲の人が買っているから自分も買ってみるとかは絶対にやめた方が良いです。
食い物にされます。
逆に仮想通貨が怪しいという情報も同じで 自分がブロックチェーンというシステムに共感・将来性を感じるのであれば 高値だろうが買った方が良いと思います。
※仮想通貨はブロックチェーンを用いたデータ管理システムのただの副産物で 今までにない画期的なシステムだから凄いと言われているだけ。
一時期、怪しさ満点の時期はありましたが実際蓋を開けてみると最高値更新。
別に金融に限らず私生活でもそうですが、批判的な人の声は通りやすい傾向にあるので 鵜呑みにするのも違うかなと思います。
あれだけオワコンと言われたビットコイン。
結果的に、世の中の箱(プラットフォーム)を作っている側の人達は怪しいと思わなかったが答えなので 批判的な意見が強い=間違いではないということです。
※今の相場は大手企業がビジネス目的で買い上げた結果
とりあえず自分しか信じちゃダメです。
今本当のバブルとか言われていますが、本当のバブル崩壊かもしれませんよ?
2年後、ビットコイン100ドルとか・・・
恐いですね・・・
特に現物は今買うべきではないと思います。
なぜなら今先行者はどこで利確するか考え始める時期ですし、 先行者が抜けようとしてるのにそこから買って儲かる・・・
おかしな話です。
しかし、なぜか買った方が良い空気感になります。
基本的に崩れて落ち着くまで待つのが正攻法で 長い歴史を持つゴールドやダウでさえ何度も崩れています。
ビットコインも例外なく崩れます。
その時11000~13000ドル前後であれば人に勧めるかも・・・
状況によっては15000~16000ドルぐらいでも勧めるかもしれませんが、 下へ分割して買うように勧めると思います。
※ドルコスト平均法
まだまだ上がると思うかもしれませんが、 それは正論で確かにもうレジスタンスラインがないので今月30000ドルとかは全然あり得ます。
しかしそれはギャンブルであって投資ではありません。
極論で言えば今から1カ月で50000ドル上がったとしたら、 50000ドル落ちる可能性もあるということになります。
そんなもの人に勧められませんよね。
刺されます。
これはただの勘ですが、 おそらく今から上がった分は全部戻しそうな気がします。
11000~16000ドルの間は機関投資家、特に企業がビジネス目的で購入しているため、 ここから下へ大きく落ちるかと聞かれたらちょっと疑問。
7000~8000ドルまで落ちる時ってこの人達が投げた時では?
それってビジネスとして崩壊する時ですよね。
崩壊しないにしても相当苦しいはずです。
直近ではユーザー数3億人超のPayPalが来年から2600万店舗で仮想通貨決済をスタートしますが、 調達したPayPalだけでなく決済目的でこれから調達する人も悲惨なことになります。
PayPalだけでなく結構な大企業が資金を注入している価格帯なので ちょっと安心です。
企業側でビットコインの調達量が足らないみたいなので 買い支えがあるでしょう。
しかし、ここから上は企業ではなく個人投資家の資金が積み上げられるため 注意が必要です。
それでも試しにやってみたい場合は、最低でもDXY(ドルインデックス)ぐらいは見ておくと良いかもしれません。
※ドルインデックス(DXY)
ドルインデックスとは米ドルの強弱を示す指数で上昇すると米ドルの価値が高く、 下落すると価値が低くなっている。
つまり米ドル(法定通貨)への信用が下がっている。
今ビットコインは米ドルと逆相関の関係にあり、 DXYが下がっている間、ビットコイは上がる傾向にあります。
※DXYは2020年3月以降ひたすた落ちています
DXYが上がりだしたらビットコインを買わないなど何かしらの基準を持つと逃げ切れるかも?
余談はこれぐらいで本題に戻ります。
長期的には特に何もする必要はないと思うので、 ます短期の値動きについておさらいします。
16000ドルからの反発は戻り売りを警戒しなければいけないポイント(青丸)でしたが、 ほとんど売られませんでした。
※ラインタッチでズドンと陰線が出るかどうかが売られるかどうかの判断基準になりやすい
ラインタッチ後、少しウネウネもがいていますが特に大きく落とされず上方ブレイク。
何カ月ぶりでしょうか。
久々に入れた18200ドルショート(売り)がロスカット(損失)されたことは内緒です・・・
ラインブレイク後はサポートラインになりやすいので戻って反応した所を買うのが正攻法なので、 私も一応18500ドル付近でドテンロング(買い)しましたが、ショートでの損失が・・・
しなければ良かったです(笑)
ラインタッチまではジリジリ価格を押し上げますが(買い側はビビっている)、 抜けた後、誰も売ってこないことを確認するかのように 一気に高値を抜きにいったように感じます。
詳細は前回の記事を参考にして下さい。
ここからは少し先のお話です。
最高値を更新してしまった以上、 次数千ドル幅で落ちたポイントは高確率で反発が期待できるため短・中期的に買いです。
数千ドルって具体的にどこ?
今の価格がどこまで伸びるのかははっきり言ってわかりません。
仮に今、もしくはもう少し伸びて落ちた場合で言うと、
それは16000ドル前半~17000ドルぐらいです。
これは可能性の一つなのでそうなるかわかりませんが、 気になるのがCMEの窓。
ビットコイン史上最大級1280ドル幅の巨大な窓が下に開いているので これは意識されると思います。
地獄の入口かも・・・
ここを埋めにくるような動きがあった場合はとりあえず買えますが、 絶対に注意しなければいけないことがあります。
うまくそこで買って反発した際、 今作っている高値(前回高値になります)を超えれず失速した場合は危険です。
目安としては青丸で囲っているポイントで折り返すと次意識されるのは三尊天井。
窓埋め反発後は市場は三尊天井を意識すると思います。
ネックラインを割ったら必ず逃げましょう。
おそらく結構落ちます。
三尊を否定したらまたそこから買っていけばいいだけです。
さらに先の話をすると、 中・長期目線で言えば最低でも高値から23.6%、38.2%ぐらい下落するまで待つことをオススメします。
これは類似していると言われているゴールドのチャートです。
最高値を超えると中・長期的にゴールドが最高値875ドルを超えた後のチャートのように押し目をつけながらグイグイ上昇する可能性があります。
※パターンの一つなので意識しておくぐらいで良いと思います。
ビットコインとゴールドは別物だと思うかもしれませんが 性質的には同じで、 価格チャートは人の心理・意識を織り込んだものであり 同一系統の銘柄は類似する傾向があります。
時代が変わっても人の欲は不変なので、 同じ状況に直面すると本能的に過去と同じ行動を取りやすいという考え方です。
実際、先のことは誰にもわからないので似たものを参考にするしかないというのがありますよね。
ゴールドも2008年に最高値875ドルを超えた後、1000ドル付近まで上昇しましたが結局700ドルまで落としています。
安値から38.2%調整。
ビットコインも同様に、これぐらい落ちる時は必ずやってきます。
上がり続けるチャートは存在しません。
ビットコインはボラが激しいですし、 50%ぐらい落ちてくるかもしれませんが、それは今の時点ではなんとも言えません。
まだまともな調整がないので結構深めに入るかも・・・
仮にビットコインが23000ドルぐらいまで吹きあがったとしても、 安値からの38.2%は15500ドル付近です。
下ヒゲも含めたらさらに下の13000ドルぐらいまで全然落ちる可能性があるということは認識しておく必要があります。
これから始めたいと思っている方、 ゴールドは38.2%落ちるのに半年かかっているので ビットコインも最低数カ月落ちた後に長期的に積み立てるのかどうするのか決めるぐらいで良いと思います。
今買うから儲かるのではなく、ここでバブル崩壊するのか押し目なのかを判断して合っていた方が儲かるのです。
金融市場では80~90%の人は最終的に損すると言いますが、 ビットコイン相場ではこの判断がおそらくその分岐的になると思います。
次の大きな下落が押し目なのか、崩壊なのか・・・
難しいですよね。
私は押し目だと思いますが断定できません。
※個人的に10500ドル以下にはもうならないと思っています
とりあえずビットコインはいくらまで上がる~とかに振り回されないようにしましょう。
閲覧ありがとうございました。