目 次 |
---|
1.DEFI(分散型金融)とは? |
・・・イーサリアムベースとは? |
2.DEFI関連銘柄 |
・・・YFI |
・・・COMP |
・・・LEND |
こんにちは。
凄まじい勢いで資金が流入しているDEFI関連銘柄。
YFIに関しては38000ドル(400万円)まで高騰してしまいました。
そこで今回は、分散型金融DEFIの仕組みと銘柄についていくつかご紹介したいと思います。
DEFI(ディーファイ)とは、イーサリアムベースの非中央集権型プラットフォーム、特に金融系に特化したものを指します。
非中央集権型で管理者が不在の金融システム、よって分散型金融と呼びます。
イーサリアムにはスマートコントラクトという契約の自動化を行う機能が実装されていて、 様々なジャンルに特化させたネットワークを構築することができます。
ZRX(ゼロエックス)やBAT(ベーシックアテンショントークン)などはイーサリアム上に構築されたERC20という規格で作られたものです。
つまり、イーサリアム上で構築されたシステムをイーサリアムベースと言います。
様々なジャンルに対応できるよう特化されたものが作られています。
実社会に例えると、グーグルはWEB業界、アマゾンは物流業界に特化しているのと同じで、 グーグルも物流をやろうと思えばやれるけどアマゾンほどノウハウやシステムを持ってない。
高品質のサービスをすぐには提供できない。
じゃあそこはアマゾンさんに任せましょうといった具合です。
仮想通貨業界も同じです。
WEBコンテンツの正当性やセキュリティは誰が担当する?
BATさん
業界同士のパイプ役は?
ZRXさん
金融リスク回避は?
YFIさん
といった具合です。
金融特化型DEFI銘柄の仕組みを説明すると・・・
難しそうに思えますが、いたってシンプルです。
まず仮想通貨を担保として預け、預けた資産をロックします。
ロックした資産額に対して他の誰かが預けた法定通貨、または別の仮想通貨を借りることができます。
もちろん借りている人は預けた人に対して利息を支払います。
銀行などの仲介が存在しないため、 審査不要で世界中の人々とお金の貸し借りをスピーディーに行うことが可能です。
もちろん会社の資金繰り、銀行口座を持っていない人も利用することができます。
資産を売却せずに資金を得ることが最大のメリットですが、 これ自体は今の仕組みと考え方は同じですよね。
それではなぜDEFIが注目されているのでしょうか?
DEFIの最大の特徴は非中央集権型であること。
つまり、銀行や政府といった管理者がいません。
例えば、私たちはお金を銀行に預けてそのお金は銀行が帳簿で管理していますよね。
問題があれば資産を凍結することができるのも銀行です。
通貨発行権も日本で言えば銀行(日銀)が持っています。
つまり私たちのお金って銀行のさじ加減でどうにでもなるのです。
これまでもこの仕組みに疑問を持っていた人達は存在していましたし、 DEFIの仕組み自体も数年前からありました。
拍車をかけているのは世界的な金融緩和。
・いったいどれだけ紙幣を刷るつもりなのか?
・価値が下がってしまうのでは?
・一部の人だけが決定権を持つのはおかしいのでは?
・凍結(規制)するつもりでは?
・これまずいんじゃないの?
このような不信感が漂い始めているからだと言われています。
どちらが正しいのか私にはわかりませんが、 実際ドルは上がれば売られる展開が続いていますし、 ゴールドは最高値を更新しています。
そのような考えの人が増えたことにより、 DEFI関連の銘柄は凄まじいバブル相場へ突入しました。
YFIは分散型金融エコシステムを提供するサービスです。
お金の貸し借りを提供する様々なサービスの中で、 最も収益性が高いサービスを選択してくれるよう定期的にリバランスします。
7月18日の34ドルからわずか1カ月半で38000ドルまで上昇。
1100倍ほどになりました。
COMPは仮想通貨を担保にして、法定通貨や他の仮想通貨を借りるサービスを提供しています。
MXCに上場した際の初値は3ドル。
今現在210ドル程を推移しているので2カ月半で70倍。
LENDは仮想通貨を担保にして、法定通貨や他の仮想通貨を借りるサービスを提供しています。
Compoundと同様のイメージです。
0.013ドルから0.9ドルでおよそ70倍になっています。
これはほんの一部ですが、大半の銘柄がこのような状況です。
10倍、20倍は当たり前といった感じ。
海外では結構凄いことになっているのに日本ではあまり取り上げられていないのが不思議です。
たまにヤフーニュースで目にするぐらいですかね。
※広義的な意味合いで言えばビットコインも分散型金融です。
大型ルーキー現る。
YFI、いつストップするのでしょうか・・・
一応補足しておくと、2017年末のICOバブルの時のように詐欺まがいの案件が多数出回る可能性があるので 注意しましょう。
というか既に怪しい銘柄はありました。
安易に急騰に手を出すと大ヤケドするのでそこも注意が必要です。
もみくちゃにされる覚悟がある方は突入してみるのも面白いかもしれません。
※ちなみに私はまだ手は出しません。
閲覧ありがとうございました。